高齢者虐待対応システム
概要
高齢者への虐待件数・通報件数は増加傾向
(出典)令和元年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査」の
結果及び高齢者虐待の状況等を踏まえた対応の強化について(通知)(厚生労働省)
高齢者虐待対応を支援するパッケージシステムを提供します
①相談窓口と行政担当課様間の円滑なコミュニケーションを実現します
相談窓口と行政担当課様がシステムを用いた情報共有を行うことで、紙やメールを用いた文書のやり取りをなくし、情報の伝達をリアルタイムで行うことができるようになります。記録した情報がすぐに共有できるので迅速・適切な虐待対応を行っていただけるようになります。
②自治体様のノウハウをもとに標準化された書式を提供します
文書の登録手順や記載する内容を標準化することで、すべての職員様が同じレベルで文書作成していただけるようになります。このことにより、ケースに応じた適切な判断・サポートを行っていただくことができます。
③厚生労働省報告用の集計機能を提供します
登録した文書から厚生労働省へ報告するためのデータ集計を行うことができます。これまで資料作成に要していた時間を大幅に軽減することができます。
主な機能と特徴
ケース一覧
対応中の虐待対応ケースを検索し、一覧表示します。
登録文書の内容を見なくても虐待対応の進捗状況や、文書決裁の進捗状況を容易に確認できる画面構成です。対応期限が迫っている虐待ケースを把握し、対応漏れを防止できます。
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ケース一覧
文書の作成状況、リスク深刻度、期間警告の有無、コメントの有無、決裁の進捗状況を確認できます。
記録文書管理
国の高齢者虐待防止マニュアルに沿って標準化された虐待対応記録の文書作成を行います。
登録された文書がすぐに確認できるようになり、情報の収集、情報の提供がより簡単に・より早く行えるようになります。
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①文書履歴
作成した文書の履歴が作成日順に表示されます。対応の進捗が一目で分かります。 -
②文書登録
自治体様のノウハウをもとに共同開発した文書書式をExcelライクな画面で誰でも簡単に入力操作を行うことができます。 -
③決裁機能
システムを用いて決裁ルートを確立できるため、決裁の遅滞や漏れをなくすことができます。 -
④入力チェック機能
文書相互に登録された内容の関係性チェックを行うことができます。整合性のとれた、正確な判断・評価を行うことができます。 -
⑤コメント機能
作成文書の内容をチェックした結果をコメントとして作成者に伝えることができます。窓口機関とのやり取りの業務時間が短縮でき、迅速な対応につながります。
文書標準ラインナップ
- 基礎情報シート
- リスクアセスメントシート
- 虐待種別確認シート
- 受付シート
- 事実確認シート
- 各種協議シート
- コアメンバー会議シート
対応記録管理
養護者、被養護者、関係者との日々の対応を記録管理します。
窓口機関ごとの対応内容、件数を一覧表、集計表で出力することができます。