株式会社新潟成型
i-PALET生産管理
概要
昭和46年9月創業以来、プラスチック成型一筋に取り組み続け、先端の素材技術と成型技術により顧客のあらゆるニーズに応えて業績を拡大し、プラスチック成形品の品質・納期・性能の向上、リサイクル・省資源など地球環境問題への技術対応も推進。
2012年10月より現在の社名に変更し、地域に密着した会社として事業展開を目指す株式会社新潟成型様。
生産管理パッケージを検討した結果、2009年4月にi-PALETを導入し、情報共有により素早い顧客対応が可能となった。
導入の背景や効果など、システム導入を推進した管理本部の方々に話を伺いました。
株式会社新潟成型(旧社名:共和成型株式会社)
所在地:新潟県燕市分水向陽7番4号
創立:昭和46年9月
事業内容:プラスチック成形品・各種射出成形品全般
導入システム:i-PALET生産管理システム
導入年月:2009年4月
ホームページ:http://www.niigata-seikei.co.jp/
導入の背景
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東京の大手合成樹脂製造メーカーと連結決算対象グループ会社になり、連結資料の早期作成を実現するためにも新しいシステム導入が必要となり、また内部統制の必要もあり、生産・購買・販売・在庫の各業務管理を支援するパッケージについて検討しました。
その結果、i-PALETはベースがシンプルでカスタマイズの柔軟性が高く、当社にとって使い勝手が良さそうであり、課題解決と投資費用を比較した際、検討対象のなかで一番パフォーマンスが良かったため導入を決定しました。
導入決定後は親会社への財務連結のためのデータ提供に間に合うようにと導入・移行期間が厳しく、マスタ整備やデータ移行などスケジュールがタイトで苦労しました。 -
3500t成形機
導入の効果
それまではExcelによる管理シートが数多くあり、数値の二重入力など効率と精度に問題がありましたが、システム導入後は製造現場から入力されたデータが全体で活用でき、大幅なスピードアップと従来よりも詳細な分析が可能になりました。
主な導入効果
- システム化により無駄が除かれ、業務改善が図れた
- 現場が共通システムを利用する事で生産状況が正確に把握できる
- 受払いを正確に管理できるようになり、棚卸の作業が大幅に簡略化
- 原価計算の精度が向上
今後はさらに業務改善に向けた機能追加を行い、特に経営層からの要望が高い原価管理の機能向上を行い、より正確な原価の把握、経営資源の選択と集中の判断のスピードアップに寄与させたいと考えています。